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2007年11月8日(木) コンピュータに向かう

(辛口)コラムとして「ワーホリ」のことを書いてみた。個人的には、ひとりひとりのワーホリで来ている人や、これから来ようとしている人に何の悪感情もない。でも、何の目的もヴィジョンもなく、単に「海外に行ったら何かがあるはず!」という気持ちで来るのにはあんまり賛成はできない。なぜなら、海外で、1人で生きていくことって想像よりも簡単じゃないからだ。(たとえ、全くお金の心配をしないにしても、だ)
正直言うと、私は誰にでも出来るものじゃないと思っている。かくいう私だって、もしはじめから一人暮らしをしていたのなら、とっくの昔に帰国していたはずだ。私ははじめはフランス人の家庭にいたし、その後は結婚して子供もできたので、全くの1人暮らしをしたのはわずかな期間だった。また、添乗をしていたので、もとから知っている人、頼れる人も数人だがいた。だから、今でもたった一人で自活している人を見ると、素直に(たくましいな~偉いな~)と思ってしまうのだ。異国に暮らすことは並大抵の決意ではしてはいけないと思う。
実はリサイクルの店をしていた時に何度か、フランスに住んでいて精神病にかかってしまい、帰国せざるをえなくなった人のお世話をしたことがある。本人が帰国した後の残されたものの荷造り、配送、アパートの掃除、帰国後の後始末を全部受け持ったのだ。
ある時、28歳の男の子が住んでいたアパートに行ってみてびっくりした。(本人はすべてを置いて帰国してしまっていた)狭い屋根裏部屋、トイレは共同、シャワーは部屋の中にキャビネ式のがあるだけなので部屋はカビだらけ、そして山ほどのレトルト食品、残されたメモには「さびしい」「さびしい」「さびしい」と書かれてあった。彼は留学で来ていたらしいが、内気でまわりになじめない性格だったらしい。休日にはギターを持って近くの公園に行って弾いているが、誰かに話しかけられても返事も出来ない。のちに、親御さんと電話で話すと、「もう二度とパリには行きたくないと言っています」と言っていた。(そりゃそうだろうな)と思った。日本から持ってきたレトルトご飯とレトルトのおかずを毎日ひとりで暖めて食べ、かび臭い狭い部屋で誰とも話さずに過ごす日々。学校がある日はそれでも友達にも会えるかもしれないが、長いヴァカンス中は?また寒い冬の間の寂しさといったら、多分、これは理屈じゃなく、経験した人でないと分からない。よっぽど脳天気で楽天家で大雑把な人でないとやっていけないだろう。それにまた、フランス人の知り合いとか友達を作るとなると、本当に時間がかかる。簡単に恋人募集で飛びついてくるようなフランス人にはロクなのいないしね。言葉が不自由でもOKなんていう人は、最初から遊びが目的でしかない。(でも寂しさゆえか、そういう変なカップルがいっぱいいるんだよな~。)
何事も経験だとは思うけど、別に日本でも出来るようなことを海外でわざわざしなくてもいいような気がするな。だって、せっかく働いていた会社を辞めてまでパリに来て、水商売しなくてもいいと思うもの。ちゃいまっか?

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Author:ikuko
栃木県宇都宮市出身。1993年2月よりフランス在住。現在パリ郊外に住んでいます。

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