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2014年3月12日(水) 復興と若者たち

東日本大震災と福島の原発事故から3年…ということで、日本の衛星放送でもずっと関連番組や特集が組まれている。観ているとやはり、被災者や家族などを失った人たちの声に胸が詰まる。いまだに不便な暮らしを強いられている人たち、その癒えない心の傷。気付くとボロボロ涙をこぼしている。と同時に、はしゃいだ自分の生活を恥じたりもする。あの日を忘れてはならないと思うけど、考えると辛さばかりが募って、先に進んでいかない。
被災地では春は永遠に来ないのかな?これからも毎年、この繰り返しを膨大な悲しい映像とともに思い出させられるのだろうか?風化させてはいけないという思いはもちろんあるが、悲しみをぶり返させられると思う人もいるのではないか。
私はただ、自分が無力だな~という思いにとらわれながら、涙を流すことしかできない。ごめんなさい。

ここからは実際の生活。今日は19度のお天気の中、市内観光。学生さんの卒業旅行だ。中に金髪の3人組の男の子たち。一人はローマで財布をすられている。顔の表情から呑気、人の良さ、のほほ~んという気質が見て取れる。「何でも見てやろう」という気概は感じられないし、何となくつるりという風に生きている感じだ。今の若いもんは…という気もないけど、彼らを見た後だったので、被災地のプレハブの校舎で卒業式を迎えたという中学生の男子生徒のしっかりぶりは驚嘆ものだった。
件の3人は、ローマで半日自由行動だったのに、部屋のカギがうまく閉まらないという状態にどうしてよいか分からず、半日まるまるホテルの部屋に引きこもっていたのだという。添乗員が呆れて語っていた。フロントに説明に行くとか、添乗員の緊急連絡番号に電話するとか、そういうことさえ、知恵が回らないのだ。「だって英語しゃべれませんから」だって。自立した人をもって成人と言うなかれ。危機に直面した時にはじめて、人はどう判断するか、動くかを試されるのではないか。



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Author:ikuko
栃木県宇都宮市出身。1993年2月よりフランス在住。現在パリ郊外に住んでいます。

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