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2013年8月14日(水) 風立ちぬ

昨日は、東京日帰り。有意義な一日だった。
この間、パリで通訳したシェフのHさんに会い、楽しく、ためになるお話を聞いたり、学生時代の友人Tくんと飲み交わしたり…、遊んでいるように見えるけど、しっかり営業活動も。。。
しかし、都会で仕事するとストレスたまるよな~と思う。いつも車で動いているせいか、電車移動するだけでもしんどい。人も多いしね。でも、やはり東京でバリバリ働いている人と話すのは楽しい。私も、パリなんかに来ずに、あのままずっと働いていたら、都会の空の下スイスイ泳いでいたんだろうか?そんな想像をしてしまう。ホント、人の運命って分からんね。

今日は、打って変わって、お子ちゃまサービス。「風立ちぬ」を観に行った。でも、周りを見渡すと結構老夫婦やおじさま一人とかの観客が多く、ガキンチョはいなかった。大人向けの映画だったのだワ。少なくともポップコーン食べながら観る映画ではない。ポニョと180度、それこそ「風向き」が変わっている。
話は、昭和初期~昭和20年までのモノトーンな感じ。歴史がらみだし、なおかつ夢の話と現実と過去がモザイクのように絡まっていて、しかも肝心のストーリーをわざとぼかしているし、宮崎駿には珍しく大人の恋もあり、小学生の次男には実際キツかったようだ。あの話の中にどっぷり入りこめるかどうかで、映画の印象は全く違ったものになるだろう。ちなみに私はその罠の中にしっかり陥り、ボイボイ泣いてしまった。
主人公のセリフ棒読みが新鮮だったし、映像は相変わらず素晴らしかった。エンディングのユーミンは出来すぎ!あの歌が先にあったからこそ、この映画ができたのだと確信する。初めてこの曲を聞いた時(中学生ぐらいだったかな?)の感動がブワーッとよみがえってきた。多分、子供たちよりも中年以上の人たちにより一層強く、当時の思い出とともに訴えかけるであろうと思う。
ところで、この映画は「愛と死」のような美しくまっすぐ健気で純なラブストーリーのみってわけでもない。なんといっても、主人公は、多くの若者の命を奪ったゼロ戦を作った人がモデルなのだ。
彼の生き方がどんなに真面目で、曲がったことはしていなかったとしても、なんかそこに一種の引っ掛かりを感じてしまう。自分は飛行機は作ったけど、それに乗る人のことまでは考えていないというのはあり得ないもの。まさか時代の中で、自分だけが全く戦争と関係なしに生きていたわけではあるまい。「日本はどこと戦争するんですか?」なんていうセリフには、非常に違和感を覚えたし、彼の偉業のみを美化し、ただ美談だけ取り上げてしまうことには、多少の戸惑いを覚えてしまった。
そんなこんなで、やはり、これは理想上の人物だろうし、理想のおとぎ話として考えた方が賢明だろうと思う。インテリで浮世離れした男と、病弱なお嬢様…という組合せは、トトロに出てくるお父さん、お母さんとダブる。おそらく、宮崎駿の理想のカップル像なんだろうな~。(私は、冗談ひとつ言わないような、こんな堅物な男はちょっと疲れそうだな~と思うケド)

子供たちとの帰り道、車の中で思いっきり「ひこうき雲」を歌った。そして、その後一日中、歌が頭の中でぐるぐる回っている。
風立ちぬ、いざ生きめやも!



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Author:ikuko
栃木県宇都宮市出身。1993年2月よりフランス在住。現在パリ郊外に住んでいます。

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