スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2013年1月27日(日) 迷子になったお父さんの帰還

今日の午後、お客様が発ち、やっとホッと一息つけた。しかし夜はまたピアノの先生で、夕ご飯を一緒にした。毎日メニューばかり考えていたような気がする。

さて、昨日の出来事をひとつ。なんとお父さん(76歳)が迷子に!!携帯の電池が切れ、奥さん、娘さんと連絡が取れなくなってしまったお父さん。運悪く、所持金のユーロは使い果たし、カードも使えなかった。円を両替したくても、両替所はどこも閉まっていた。それ以外に持っていたのはメトロの切符一枚。その状態で我が家に帰らなければならなかった。
連絡が途絶えたのは、ギャラリーラファイエットの中。お父さんは、ルーブル美術館にひとりで行き、歩いてデパートまで来たのだった。(他の2人は買い物していたのでここで合流する予定だった)デパートの中で「今、着いた」という電話があった後、ぷつっと音信が途絶えてしまったのだ。お母さんと娘は焦り、探し回ったが、当然ながらものすごい人ごみで出会えなかった。

さて、その間、お父さんはどうしたかというと、なぜかマドレーヌまで歩き、12番線に乗り、ポルト ド ヴェルサイユで降り、マラコフのうちまで歩いて来たのだった。
こう書くと何が何だか分からないが、すごいことがいくつかあり、まず、
1)お父さんはうちの住所を知らなかったし、誰の電話番号も記憶していなかった。
2)メトロを降りた場所から家までは徒歩でゆうに1時間以上かかる距離で、地図も持っていなかった。
3)彼はフランス語も出来ないし、誰にも道を聞かなかった。
そんな状況で、方位磁石と月の方向を見て歩いて来たというのだから恐れ入ってしまった。本当に神が導いたとしか言えないような出来事で、信じがたいことだった。おまけに、
4)お父さんは足が悪く、よちよち歩きしかできず、老眼鏡がないと見えないのに持ってきていなかった。(つまり、道端の地図や通りの名前も読んでいない)
更に付け加えると、
5)うちの場所はめっちゃ難しく、徒歩8分の最寄りの駅からでさえ、何人もの人が迷いに迷ってたどり着けない家なのだ。(しかもそれらの人たちは住所や携帯を持っている時でさえも!)周りの目標は国鉄の駅のみ。でも、お父さんはその駅の名前も知らなかった。(しかし家にいた時に電車の音がしたので駅が近いだろうとは思っていたという)
これって一体何なのだろう?私には本当に理解できないのだが、生まれながらに野生の土地勘を備えた人っているのだろうか?
渡り鳥は一体何を頼りに生まれ故郷に帰るのだろうか?におい?風?気温?そんなことを考えさせられた出来事であった。



ランキング
よろしかったら一押しを!
にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ



コメントの投稿

非公開コメント

カテゴリー
カレンダー(月別)
04 ≪│2017/05│≫ 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
最近のコメント
リンク
最近のトラックバック
プロフィール

ikuko

Author:ikuko
栃木県宇都宮市出身。1993年2月よりフランス在住。現在パリ郊外に住んでいます。

フリーエリア
RSSフィード
FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。