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2012年12月2日(日) ル コルビュジェのサヴォワ邸に行く

サヴォワ邸

今度、建築家の人たち(弟の友人)を連れて行く場所に下見に出かけた。私、結構真面目に予習する方なのです(てへ)☆というか、やっぱり行っていない所を案内するのはイヤだし、道も知っておきたかったのだ。
訪れたのは、ポワシー市にあるサヴォワ邸という一軒の家で、これは20世紀の代表的な建築家に数えられるル コルビュジェの建てたもの。
パリに初めて来るというのに、初日にいきなりここに行こう!という人もなかなかだと思う。
しかし私の最初に見た感想は(はれ~っ?)だった。要は、今見たらあんまり珍しくもないコンクリートのお家なんだけど、建てられた当時は(なんじゃこれ~)っていうほど奇抜で、生活感がない、カッコいい家だったというわけ。
中に入ってみると、なぜか山ほど人が来ていて、これはかなり価値のあるものなんでしょうね~と思い直した。(美術館がタダの日だったので、入場無料だったせいかもしれないが)
内装は、いたるところに工夫というか、オリジナリティーを出そうとしているのが分かる。しかし使いにくいのではないか?とか、こうした方がいいのでは?みたいなところも多く、突っ込みどころ満載であった。(笑)家具がなくてガランとしているせいか、一言で言うと寒々しい家なのだ。それに窓が多いので開けっぴろげ感も気になる。スロープがあるのに、らせん階段があってどっちかにしたら?みたいなところも…。と文句つけ放題だが、偉大な建築家の考えは、もっと崇高なものなのだろう。それに、出来た当時は、それこそ超新しいセンスで世間をうならせたに違いない。なんたって石灰岩や石膏とかで家を作っていた時代に、真四角のコンクリートに空中庭園、意表を突く間取りと内装…なのだから。
しかしただ奇抜なだけではこうは残らなかっただろう。時を経てもなお、こうして人が訪れ、みんなが称賛を浴びせるものが残っている…というのは、それが本物だったからに違いない。彼の提唱した「居住するマシン」は、20世紀建築の頂点として、ずっとここにあり続ける。そしてまた彼に続く建築家たちは、みなここから何かを得て、未来の建築へとつなげていくのだ。そう思って見返すと、この白くて四角い建物からの強烈なメッセージを感じずにはいられない。

                    

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Author:ikuko
栃木県宇都宮市出身。1993年2月よりフランス在住。現在パリ郊外に住んでいます。

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