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2012年11月29日(木) お料理コンクール 補足

この間のお料理コンクールは、結局フランス人が優勝、日本人でフランスで働いている青年が2位だった。この結果は、参加者が誰とわからない状態で試食をして採点されたものなので非常に公正だ。審査員たちは、ナンバーが書いてあるだけの料理を採点するのだから。でもその結果が、1位、2位がどちらもフランスからの参加者だったというのは、やはりフランス料理のレベルは、ご本家のフランスが一番いいということなのかな~。
私が通訳した先生は、日本人で84年にこのコンクールで優勝したという人で、この記録はいまだに破られていない。彼は、名誉審査員として毎年招待されている。周りはヨーロッパ人しかいない中で、ただ一人の日本人。しかも、当時は、フランス料理の名誉ある賞を日本人が取るということさえ、想像もできなかった時代だと思う。(今でこそ、フランス中の名だたるレストランに日本人が働いているが)
そういうフランス料理界の重鎮にも関わらず、本当に物腰が柔らかく、誰にも優しかった。ただ、試食している時の真剣さ、そのコメントの鋭さや確かさはこちらにも伝わってきた。私は横にいただけなので、その言葉を聞きながら(あ~私も一口食べてみたい!!)と不謹慎にも思っていた。(笑)
その先生の隣にはリヨンの有名なレストランのシェフ。(あとで調べたら、ルレ エ シャトーに入っている有名レストランのオーナーシェフだった)審査員12名の中にはMOFという名誉ある資格を持った人が5人もいた。(コックコートの襟がトリコロールになっている)みんな料理業界では超有名な人たちなのだろう。(ああ、私だと有難味ないな~)そういう人たちの試食の仕方は、とにかく素速いの!パクッときれいに食べ、目を閉じ、じっくり考え、首をゆすり、何かモゴモゴ言っている。しかし隣の人と味について話し合うことは禁じられているので、話す内容は、審査の間はどうでもいい雑談!(笑)なんかそのギャップが可笑しかった。

審査発表の次の日、先生と一つ星レストランで夕食。デギュスタシヨンコースを頼み、私の分だけ皿数分のワインが付いているコースにしてくれた。(先生はお水!節制しているそう)お料理は7皿もあり、とても食べ切れないのではないかと心配していたが、一皿の量が少なくて難なくこなしてしまった。ワインもめっちゃ美味しかった。
私は感動していたけど、食事の後、他の場所でコーヒーを飲みながら、「先ほどのメニューはどうでしたか?」と聞くと、一皿一皿に的確な批評とどうしたらもっとよくなるかというコメントがすらすらと出てきたので、さすがだな~と感動してしまった。何でも、その道を極めた人というのは、全然ただの人ではないのだというのを痛感した。


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Author:ikuko
栃木県宇都宮市出身。1993年2月よりフランス在住。現在パリ郊外に住んでいます。

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