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2012年8月17日(金) ナポレオンと女たち

何事もなき1日。図書館で借りた本を1冊読み、面白かった。「ナポレオンが愛した三人の女」という本(川島ルミ子:成星出版)で、ジョゼフィーヌ、マリー・ワレフスカ、マリー・ルイーズという年齢も国籍も違うナポレオンに深くかかわった女たちの人生を描いている。
ナポレオンには生涯を通じて、もっとたくさんの女性たちとの交流があったといわれているけど、その中でも特に大きな影響を与えたのが上記の3人だろう。
高貴な女たちの歴史は、そのままヨーロッパ史でもあり、ほんのちょっとの運命のいたずらで、幸せも不幸も隣り合わせのような人生は、戦国時代の女たちとも重なる。しかしやはり日本の女性史と大きく違うのは、恋愛やアバンチュールを女性も思いっきり堪能している点だ。
例えば「ナポレオンの戴冠式」の絵画の中で清楚な横顔を描かれているジョゼフィーヌが、こんなに奔放でナポレオンを振り回していたとは…!
ヨーロッパ中を恐れさせた勇気ある軍人が、女たちの前では神経の細かい、気弱な部分をさらしていたことも、愛情深く繊細な人だったことも興味深い。もっとも、ただの野蛮で粗雑な人だったら、たくさんの部下を鼓舞して従わせ、戦で勝ち続けることもできなかっただろうけれど。

大河ドラマや映画を観ても、本を読んでも、昔よりも深く人を理解することができるようになったように思う。若い頃は決してそうは思わなかっただろうな~というような見方。
そういう意味で、歴史を学ぶことは、ただの年号の序列ではなく、どうしてそのような流れになって行ったのか…という大きなうねりが面白いのだと思う。そのうねりの中に点々のように存在している力を持った人たちが、それぞれに、人間としての生を苦悩し、喜び、愛しながら全うしたのだな~と思うと本当に歴史は何倍も面白く感じ取れる。それを心から愉しむには、自分自身の成長も必要なんだな~という気がする。



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Author:ikuko
栃木県宇都宮市出身。1993年2月よりフランス在住。現在パリ郊外に住んでいます。

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