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2012年6月18日(月) 自分で考えるということ

次男の学校に成績表を取りに行き、担任の先生(うちでのあだ名はギョロメちゃん)とじっくり話してきた。次男も一緒。
先生に見せてもらった全国いっせいの試験の結果によると、やはり次男もフランス語で躓いている様子。今のところ数学は問題ないので、またもやフランス語だ!ああ。でも多分、私の見ている感じでは次男の方が長男よりまだ、フランス語への拒絶反応は少ないように見受けられる。ひとりで本を読んだりもしているし。
これはバカンス中の過ごし方はかなり重要だな~と思い、毎日の課題を与えた。次男は負けず嫌いなので、そこも長男とは違う。言われる前にさっさと取りかかるのだ。
「お兄ちゃんみたいにはなりたくない」という言葉が、いいのか悪いのか。親としてはフクザツだけど。

ところで、今日から全国で高校卒業試験が始まった。ニュースでも哲学の問題をやっていたけれど、4時間の試験、問題はたったの一行。この試験形式はすごい!
それを見ていて、だからフランス人は理屈っぽくなるのかな~と思った。自分の周りのできごとや世の中の流れを敏感に受けとめ、どんな議題にも一言自分の意見を言うという習慣。
こういうのは訓練だから、それをし続けた人たちは、いつしかどんな話題を振られても自分の考えを躊躇なく述べられるようになるのだろう。己の頭に入っているものだけで勝負するという試験の難しさ。そしてそれを採点する教授たちのほうも、賢さと経験と熱意がないと出来ない作業だろう。それに引きかえ日本の選択式設問やマークシート形式の試験の生ぬるさよ。自分で考えることなしに、誰かが与えてくれた答えを選ぶだけだ。
この教育の仕方の違いは、長い期間のうちに、人間形成に大きな影響を与えると思う。

先日のツアーで起きたことのほんの一例だが、「ホテルの冷蔵庫にポツンと一本入っていたミネラルウォーターが無料か有料か?」「ホテルのエレベーターを使うのにカードキーを入れないと作動しなかった」そんな些細なことでさえ自分ではホテルに確認もできず、こちらの説明がないと怒りまくる人がいた。朝食場所が変更になっただけでパニック状態で電話をかけてくる。そんな日本人(しかも医者とか、立派な大人)の姿を見ていると、正直情けなかった。
先日くにちゃんが言っていた、海外に着いて、まず最初にバスの中で必ずするという説明には笑った。曰く、「みなさん、お風呂の湯は、パンツまで脱いでから入れ始めましょう。日本の感覚でお湯をためますと、疲れているので途中でベッドで寝てしまい、湯をあふれさせてしまいます…」「イタリアではホテルのお風呂やトイレにカギをかけないで使って下さい。よく閉じ込められて出られなくなります…」
バカバカしい説明と言うなかれ。なぜなら、もしこの説明をしないでお客さんがお湯をあふれさせ、床の被害などが出た場合、お客さんは「添乗員が言ってくれないせいだ!」と人のせいにするからだという。また、実際にローマのホテルのお風呂場に3時間も閉じ込められた人が出たことがあるらしい。
日本のサービス業の質は高い…かもしれないけど、そんなことまで説明するのはかえって失礼なんじゃないだろうか…と私は思ってしまった。そして、そういう説明をしなくてすむようになるのは、一体いつなんだろうな~と思った。



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Author:ikuko
栃木県宇都宮市出身。1993年2月よりフランス在住。現在パリ郊外に住んでいます。

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