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2012年6月3日(日) ニースのシャガール美術館

シャガール美術館

今日からツアーで南仏回り。お客さんグループより一足先にニースに来た。
午後、多少時間があったので、今まで機会がなくて行ったことのなかったシャガール美術館へてくてく歩いて行った。ホテルからは15分ぐらい。閑静な住宅地のシミエ地区に美術館はある。
奇しくも今日は、第一日曜日だったので入館料は無料。希望でオーディオガイド(2ユーロ)が借りられる。日本語があったので、思わず借りてしまった。便利!
それからすぐに入館せずに、庭の片隅で気持ちよさげなパラソルが立っているカフェテリアに入った。その時、もう夕方だったのだが、飛行機の時間の都合で何も食べていなかったので猛烈にお腹がすいていたのだった。
(ニースに来たんだから!)という思い込みで、サラダ ニソワーズを取ったが、やはり…期待外れだった。絶対もっと美味しく作れるはずなのにな~。太陽の下で食べるサラダは、ちまちま色んなものが乗っかっているサラダではなくて、もっと豪快で、野菜が新鮮でパリッとしているだけでいい。

…と、文句を言いつつもお腹を満たした後で、おもむろに美術館内へ入った。
オーディオガイドを聞きながら観ていった。大判の作品が15点ほど。多分、説明なしでは何が何だか分からない絵ばかりだ。なぜかというと、みな宗教がらみ。聖書の場面を描いているのだ。
シャガールがユダヤ人で、パリに住もうが南仏に住もうが、そのルーツを常に忘れなかったということと、その描きたかった宗教的、思想的世界を理解しないと、これらの絵は意表を突く構図とその強烈な色彩から、単にファンタスティックで夢心地で、かわいらしい絵だという誤解を生みかねない。
私は、その具象的な表現方法が嫌いではないけれど、やっぱり宗教くさい絵はもう食傷気味だ。

「シャガール美術館」は、絵そのものの点数はそれほど多くなく、オーディオガイドで説明があった大判の15点ほどの絵以外には3部屋ほどの小部屋に小さな作品が並べられているだけだった。1つだけステンドグラスがあったけれど、こっちの方がずっとそれらしくてよかった。

この間観た、「ブラックスワン」のナタリー ポートマンも、ユダヤ系アメリカ人の家庭で、やはり自分のルーツは「ユダヤであること」という人らしい。
どこにいても、何を生業にしていても、「自分がどういう人なのか」を揺らがずに持ち続けることは、非常に重要な気がする。それがあるかないかで、かなり人としての生き方が変わってくるのではないだろうか…なんてことを考えながら岐路についた。



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Author:ikuko
栃木県宇都宮市出身。1993年2月よりフランス在住。現在パリ郊外に住んでいます。

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