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2011年11月14日(月) 「橋のない川」を観る

冬に近付いているせいか、心が縮こまっている。毎年、寒くなるとこうだ。ネガティブなことばかり考えて落ち込み気味になる。
そんな折、朝、車の修理工場から電話があり、「修理していいかどうか、まだ返事がないということで保険会社から修理をキャンセルするように依頼があった」というので飛んでいった。
この間したサインはなんだったのだ?修理してって頼んだではないか~!一体どうなってるのーっ?と思いながら歩いていった。修理工場に着くと、「正式依頼の書類が保険会社から来ないので心配していた」とのこと。
そういえば、この間保険会社から手紙をもらったっけ。何か送り返さなくてはいけなかったのか…と不安になったので、修理工場から歩いて5分の保険会社の支店に聞きに行った。事情を説明し、「修理して下さい」という書類を提出した。ああー面倒だ。一回電話で言えば十分ではないか。しかも、部品まで注文している修理工場に向かって「キャンセルしてくれ」とはどういうこと?なんというか、全体像が見えてない人たちのバタバタ劇に付き合わされているような感じ。

午後はシネマティックフランセーズに「橋のない川」を観に行った。今、日本映画の特集をしているのだが、選んでいる映画がドキュメンタリー調のもの多し。そういう特集なのだろう。そんな中で「橋のない川」!ただでさえ力が出ないのに、そんなものを選んでしまう自分が病んでいる。
はるか昔に長い原作を読んだが、ほとんどストーリーは覚えていなかった。被差別部落問題に興味があった時期(高校生の頃)があって、その時に読んだのだった。長い!ということだけ覚えていた。(爆)
話は想像通りだったが、妙に被差別部落の人たちがたくましく、あまりくよくよしていないので救われた気がする。もちろん、差別されている人の苦しみは想像を絶すると思うが、だからと言って泣いてばかりいたわけではないし、闘ってきたのだ。多分、今はもう同和問題だとか差別だとかを学校で習うこともないのではないだろうか。極端な話、歴史を知らなければ差別もなくなるだろう。変に知識を与えるから、余計差別が生まれるというのもあると思う。大人が言うから子供が真似するように、先入観や無意識の教育は恐ろしい。
ただ「差別」ってことだけ拾ったら、これは世界中に通ずるテーマだ。人種差別、性差別、職業の貴賎エトセトラ。この映画を観たフランス人は、同じ日本人という塊の中にこんな問題が存在していると知ってどう思っただろう。そのいじめ方や言葉の陰湿さに何を感じただろう。
隠した方がいいと思うような歴史の恥部をさらけ出されているようで、とっても居心地が悪かったけれど、観終わった後は、まるでよその国の出来事のように現実感がわかなかった。本当に、はるか遠くの話という感じで。




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Author:ikuko
栃木県宇都宮市出身。1993年2月よりフランス在住。現在パリ郊外に住んでいます。

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