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2011年11月12日(土) 不思議な可笑しさ「かもめ食堂」

何もない土曜日。知り合いに借りたDVD「かもめ食堂」を観た。
フィンランドでカフェのような食堂を開く日本人女性サチエ(小林聡美)。そこに偶然知り合って食堂を手伝ってくれるようになる旅行者の片桐はいり、やはり偶然そこを訪れた旅行者もたいまさこがからむ。この3人が主要人物だ。
ストーリー自体は何もなく、何事も起こらず、フィンランド人との交流も非常に限られている。別に旅行したいような気が起こるわけでもない。観光名所や行きたくなるような美しい風景が出てくるわけでもない。でも、なんかセリフの微妙なズレとか、その場の間が可笑しくて、いつしかそのフシギワールドに引き込まれている。知らず知らずにのーーーんびりした気持ちになってくる。
海外に住む者特有の気負いや頑張りがサチエにはない。自然体で、流れるように、自分の世界を守りながら、人との絶妙な距離を保ちながら丁寧に生きている。その姿に周りの人たちが共感を覚えるのだと思う。誰もいない食堂で食器を磨きながら、ほんの少しずつ、周りの人たちとの距離を縮めてゆく。
例えばそれがフィンランドでも日本でも、そんなことはあまり関係ないような気がする。でもその凛とした生き方が、フィンランドのキーンと張りつめたような清涼な空気とか、近代的でスッキリとした街並みに似合っている。
この映画ではまた、食べることと生きることの大切さを教えてくれる。シナモンロールやおにぎり、サチエの作る美味しそうな焼き魚だとか生姜焼きといった定食が出てきて、「ああ、美味しそう☆」「ああ、食べている人たちが幸せそうだ」と思った。幸せな人たちを見て、なんだかほっこりした気持ちになり、エンドロールが流れた時に、「何だったんだろう、この映画は!」と思った。
最後に、フィンランドの雑貨、北欧家具、洋服は、すごくかわいい☆女性監督らしい、細部のセンスのよさにも注目!だった。



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Author:ikuko
栃木県宇都宮市出身。1993年2月よりフランス在住。現在パリ郊外に住んでいます。

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