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2011年2月16日(水) フローランス カッセ事件を考える

ただいまフランスのメディアをにぎわしているのが「フローランス カッセ事件」だ。フランス国籍の彼女(36歳)は居住地のメキシコで拘留されており、2月11日の判決で60年の禁固刑が確定した。テレビで放送されているけど、全貌がよく分からなくて、ウィキペディアで調べたりしたけど、本当の彼女の姿は見えてこなかった。ただ、彼女がこんなになっちゃったのは、明らかに変な彼氏(犯罪者、誘拐団のボスみたいな人)の影響だと思うので、つくづく運がない人だな~という感じ。でももういい歳した大人なんだし、自分で判断できるでしょう。100パーセント彼女は無実だとは思えない。実際の罪は武器の所持だとか、誘拐の手助けをしたこととか、麻薬の所持またはその売買?その辺も不確かだけど、メキシコ側のでっち上げと言っている人もいる。もし、冤罪だとしたらまさに「ミッドナイトエキスプレス」の世界だ。しかしともかく、その重~い刑はもう確定してしまった。
メキシコでは、その乱れた治安是正や安全確保のためだろうが、麻薬に対する厳しい取り締まりがあって、罪も非常に重い。フランスでは死刑もないし、終身刑の次は30年の禁固だそうで、麻薬だったらせいぜい1年ぐらいだと聞いたことがある。そこから見たら、36歳の女性にとって60年の禁固刑はあり得ないほど長い!メキシコの大統領が変わったりしたら恩赦で年数が減らされたりするんだろうか?

それにしても、分からないのはこの先だ。刑が決まった後、フランスの「メキシコ年」を取りやめるだの、彼女にささげるイベントにするだの、フランス政府が発表し、それに対し「罪人にささげるメキシコ年などもってのほか」とメキシコが返したとかなんとか。
ひとりの人の事件の判決によって、2国間の関係までおかしくなっちゃう、こんなことってあっていいの?と思う。そもそも外交の手段にすることではないでしょう。しかもサルコジが出てきて、フローランスの両親とエリーゼ宮で対談したり。アピールするのもいいけど、なんか他にやることはないのかい?という気がする。

フランス国籍の人であっても、外国に住んでいる以上そこのルールに従うのがベースになっていて、それに違反し罪を犯したら、それを償うのは当たり前のこと。もしフランス国内で外国人が罪を犯したら、フランスはフランスの法で裁くのではないかしら?
今回のように、たまたまそれがものすごく厳しい罰だったとしても、彼女はそれを知っているのが前提だとみなされても仕方ないだろう。きついこと言うようだけど、やはり自業自得だと思う。


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No title

全くおっしゃる通りだと思います。こういう場合、外交的に圧力をかけて刑を軽減したり、救いだしたりして、政権の人気取りにつなげようとする
のは感心しませんね。
麻薬の取り扱いで日本人が中国などで極刑に処されたこともありますが、日本政府の姿勢はは控えめですね。欧米の政府の圧力の方が圧倒的に強硬ですが、非先進国の刑罰などを野蛮視するのが背景があるように思いますね。

ワインラバー26様

やっぱり人気取りですよね?本当に心から同情しているのではなく、作為的なものを感じます。
黙ってメディアの流す情報を全部鵜呑みにしていると、いつの間にか自分の判断力が鈍ってしまうような気がします。
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Author:ikuko
栃木県宇都宮市出身。1993年2月よりフランス在住。現在パリ郊外に住んでいます。

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