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2010年11月8日(月) 勘違い?

ぱたぽんの散歩の時に時々会う黒いムク犬を連れたおばさん。毎回、私たちを見るや否や、だみ声で自分の犬を呼び、決してぱたぽんの側に近付かせない。一度は、側にいた連れの人に向かって「犬にも好き嫌いがあるのよ。人間と一緒でね」というのを聞き、イヤな感じ~と思っていた。徐々に私は彼女に会うのが嫌なあまり、姿を見かけると迂回するようになっていた。遠くにいても髪が薄い金色なので目立つのだ。
今朝、近くの団地の庭を散歩していたら、目の前にそのおばさんがやはり犬を連れた男性と歩いているのに気付いた。まずい!と思った私は、また不快な思いをするのが嫌なので、思わず傘を低くして自分の顔を隠した。すると、私の耳に「彼女はバカみたいに傘を低くしてる」というフレーズが飛び込んできた。
そのまましばらく歩いていったが、何度も頭の中に「バカみたいに(コム ユヌ イディオット)」という言葉がリフレインしてきて、だんだん無性に腹が立ってきた。どうして毎回毎回、彼女に会うたびに嫌な思いをしなくてはならないのだろう。一体私が何をしたっていうんだろう~!そんな思いでいっぱいになって、胸が苦しくなってきた。
気付いた時に、私は引き返していた。おばさんに会って抗議をするためだった。歩きながら、頭の中が真っ白なので、(多分彼女を捕まえてもうまく自分の気持ちが伝えられるかどうか分かんない~!どないしょ~!)と思ったが、もう私の足は止められなかった。
団地の庭に、まだおばさんはいた。ひとりでたばこを吸いながら犬を放している。私はおばさんに突進していき、「マダム、さっき私のことをイディオットって言いましたよね?どうして私そんな事言われなくてはならないんでしょう?」と言った。おばさんは、キョトンとしていた。
「ああ、確かに言ったけど、あなたのことじゃないよ。私はあなたのこと知らないし、そんなこと言うわけない」と言うので、「でも、毎回、私の犬をあなたの犬から遠ざけますよね」と言ってみた。すると、「うちの犬はあなたの犬が嫌い。なんていうか、ジェラシーを感じているの。あなたの犬は優しいけど、うちの犬は噛みに行くから、すごく注意していたよ」というので、「えええ~っ!!」とすごく驚いてしまった。おばさんはあまつさえ、ぱたぽんのことを撫でてもくれた。何分か話してみたら、さらに何の悪意もなかったのが判明した。
私はあまりの事態に動揺を隠せず「ああ、ごめんなさい。私、勘違いしてました」と言うと、「こっちこそごめんね。でも、通り過ぎる人の話に敏感になる必要はないよ。必ずしもあなたのことを話してるわけないからね」と言ってくれた。振り上げた拳のやり場に困るとはこのことだ。
それにしても私は今まで、かなり長い間勝手に勘違いしてひとり芝居をしていたというのだろうか?なんか、狐につままれたような気分だ。
前に主人に、おばさんとの悩みを話し、『「あなたの犬に近付きませんから、毎回犬を呼ぶのやめてください」って言ってみようかな~。それとも、思いきって「私もうちの犬もあなたのこと嫌いですから近付きませんよ」って言っちゃおうかな~』と相談した時に、主人は「そこまで言うなら、報復覚悟で言うしかないで」と言っていた。住んでいる場所も分かっているだろうから、お返しに何をされるか分からない!ということまで話していたのだった。
つまらぬ勘違いから人づきあいがおかしくなったり、人を憎んだりするというのも分かるような気がする。結論から言うと、間抜けな会話になってしまったが、勇気を出しておばさんと話してみてよかった☆と思ったのだった。
でも、「傘を低くしてバカみたい」だったのは誰?とっさにおばさんは、私のことじゃないって言ったけど、やっぱり私のことだったのではないか~なんて、一日ウジウジと気になった。


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Author:ikuko
栃木県宇都宮市出身。1993年2月よりフランス在住。現在パリ郊外に住んでいます。

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