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フェリーでちょこっとイギリスへ 

イギリスの田舎は素晴らしい☆

2010年7月3日(土)

2月のスキー休みに、イギリスにフェリーで行こうと決め、着々と準備していたつもりが、出発当日に突然の大嵐で大時化。船は何時間も遅れ、やっとの思いでチェックインした時には夕方で真っ暗だった。おまけに、ぱたぽんの予防接種が不備だったため船に乗れず、踏んだり蹴ったり…ということがあった。
その時にネットで予約し、先払いしてしまったホテルは結局無駄になってしまったが、フェリーは1年間は使用可ということだったので「いつか天気がよくなったらまた行こうね~♪」と言っていた。今回の旅行はそのリベンジである。

フェリーは11時にブローニュ シュル メール(パリから北に約250km)を出航するが、チェックインは2時間前ということだったので、4時半に起きてお弁当を作り、6時には家を出た。
給油だけでほとんど休みなしに走り、9時15分に港に到着した。ここまでは予定通りだった。しかし、チェックインの際に、またもや問題が勃発したのである。
このチェックインは、まず船会社のチケットチェック、フランスのパスポートコントロール、イギリスのパスポートコントロールの順番で行われ、イギリス側のパスポートコントロールでイギリス入国のスタンプが押される。つまり、港はまだフランスの土地なのに、船に乗る時は既にイギリス入国が完了しているというわけ。
通常イギリス入国の際には入国カードを記入するが、ここに出生地を記入する欄があり、子供たちはどちらもパリで生まれたのでそのように書いた。すると「フランスに住んでいるのなら全員分の身分証明書(フランス居住証明)を出せ」と言われた。
その書類は、私と主人の分はあるのだが、子供たちの分がなかったのでここで引っかかってしまったのだ!「フランスで生まれた外国人の子供のための身分証明書」という存在はおぼろげには知っていた。しかし、私たちはそのカードを取得せずに、今まで子供たちの身分証明はパスポートだけで済ませていたのだ。(そんなに重要視していなかった)
でもパスポートというのは「日本国籍」の証明であって「フランスに住んでいる」証拠にはならない。つまり、この子供たちは、私たち夫婦の子供だという証明もなく、どこに住んでいるかも不明の子供たちという身分になってしまう。だから、私たちが人さらい専門の夫婦(?)で、子供をさらってきてはフランス国外に連れ出していると思われる可能性もあるということだ。(まあ、思いっきり顔は親に似ているんですが…)
実は先日、ある人が、この証明書がなかったために、日本に帰省した後で戻ってきたフランスの空港で入国を拒否され、子供だけが日本に強制送還されるということもあり得るという話をしていたので、ゾーッとしていたのだった。そこで、その書類について調べ始めていたところだった。まさしく私的にタイムリーな問題だったのである。
イギリスは島国のため、入国審査が厳しいことは知っていたけど、まさかここでまた子供の身分証明書がないために旅行が中断されるなんて――――とこの時、半ば絶望してしまった。

しかし私は、そこでめげずに必死のぱっちで「すみません、今、その証明書を申請していてまだ出来てないんです~」と苦しい言い訳をし食い下がった。(しかも英語だし!爆)
すると、黒人女性の入国審査官が、「身分証明書がない状態で暮らしているなんてありえない。市役所に行けばすぐ出るのに!(本当は警察署)」と言い、しばらく押し問答があった。しかし、なぜか最後に彼女はあきらめ顔で、ガチャンと入国スタンプを押してくれたのだ。もうその時、その係員がエンジェルに見えた☆「ありがと――――――♪」と絶叫しながら、入国審査を突破!
それから長い列の後ろについて船の入口が開くのを待った。しかし、(ドーヴァーに着いて、また入国審査があったらどうしよう~)、(帰りにも嫌な目にあったらどうしよう~)と、車の中で疑問がグルグルしていた。
入船を待つ間に、目の前の建物のトイレに行ったら、なんとさっきの係官が入ってきたので心臓がバクバクしてしまった。でも思いきって「ドーヴァーに着いたらまたパスポートコントロールがあるんですか?」と聞いてみた。「もうないよ」との返事。「あ、そうですか。さっきはありがとう~!」そこで初めて心底ホッとした。

フェリーの中へ! イギリスが! 船内のラウンジ

船の中の駐車スペースに車を停めると、すぐに船内へ。駐車場がある階に行く扉は閉められてしまい、出航後は車のところに行けない仕組み。乗客の居場所は船の2フロアー分のスペースで、そこにはコーヒーラウンジやレストラン、リクライニング席のある部屋、売店、個室などがある。デッキにも出られるが風がきついのでほとんど船内にいた。1時間半の船旅だ。やがてドーヴァーの真っ白い岸壁が見えてきた時はちょっと感動した。

イギリスとフランスは1時間の時差があるので時計の針を戻す。1時間得した勘定である。到着は11時半だった。
車に乗り込み、船を出たらそのまま何にもなく入国だったので拍子抜けした。ナビをセットしてまずはフォークストーンという隣町に向かう。少し走って、なんかちょっと違和感があるな~と思ったら、すぐにその原因に気付いた。ここ、イギリスは日本同様、右ハンドル、左側走行なのだ。


フォークストーンは、リタイア後の老夫婦が好んで住む所らしく(?)、犬を連れたお年寄りが多かった。あとはカモメが鳴きながら飛んでいるのどかな海辺の町。
見晴らし台から見下ろすと浜がきれいなので、海辺に降りてみることにした。近くに降りて驚いたのは、砂ではなくゴロゴロの石の浜だった。でも石がうすい茶色をしているので、上から見るとただの砂に見えたのだ。
ここで子供たちは服をびしょぬれにしながら波とたわむれたり、うちの庭に持って帰る石を拾ったり、おにぎりを食べたりした。私も本を読みながら日向ぼっこ。

フォークストーンの浜 フォークストーン 遠くを船が 石の浜

その後、ガイドブックに「かわいい村」と載っていた「ライ村」へ。アンティーク屋や雑貨屋さんが沢山あって、村全体が見どころといった感じ。ここの教会がすごくよかった。村のパノラマが素晴らしく、遠くには海、森、畑の色と、家の屋根のレンガ色が美しかった。それにしてもイギリスの雑貨って見ていて飽きない。どこか田舎くさいところが好き。私は、自分用のマグカップを買った。柄といい、形といい、ほんっとにかわいいの!

ライ村 ライ村 教会の見晴らし台から ライ村 教会

ライ村を後にし、今夜の宿のあるアシュフォードへ。ホテルは、思っていたよりずっと豪華でジャグジーやプールやサウナがあったので、早速子供たちと1時間ほど泳ぎに行った。
それから夕食のために車で外に出た。ホテルの場所はちょっと辺鄙な場所だったので、周りには何もなく、適当なピザ屋さんに入った。全く期待していなかったのだが、美味しくておや?って感じ。ピザもパスタもサラダも、パリでもお目にかかれないほど美味しかったのだもの。しかもパリよりはるかに安い!イギリスの食事なんて…と思っていた考えを改めた。デザートになぜかわたあめがあって、次男が注文した。ちゃんとしたレストランなのに、なぜにわたあめ?
ホテルに帰りついたのは23時過ぎ。長い一日だった。




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Author:ikuko
栃木県宇都宮市出身。1993年2月よりフランス在住。現在パリ郊外に住んでいます。

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