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2010年6月8日(火) 日仏古本屋を比較する

昨日、フリマのために出した本で奇跡的に雨に濡れなかったものをフランスの古本屋(ジベール)に売りに行った。ついでに日本語の本もショッピングバッグに一袋ほど用意してこちらはブックオフへ。
フランス語の本は、小さな段ボール一つ分、30冊ほど持っていったのだが、6冊しか取ってもらえなかった。しかし取る基準は全く分からず。ものすごく古くて状態の悪い本を取るかと思えば、いい状態でも見向きもしないのもある。フリマに出したほとんどの本は、もう読める状態ではなく処分してしまったので、残りもどうでもいいといった感じで持っていったのだ。売れなければここの古本引取所の前にたむろしているおじさんたちに全部あげてしまおう、ぐらいの気持ち。
しかし、この6冊についた値段が71ユーロ!しょえ~っ。一瞬耳を疑った。
一方で、ブックオフの方は、38冊引き取ってくれて16ユーロ。(しかも駐車代3ユーロ60かかっている!)
日本の古本屋の取ってくれる基準は唯一、本の状態のみ。なので、例え上下巻であっても、片方の状態が悪ければ1冊しか取ってくれない。続き物のマンガでも、歯抜けのように取っていくし。あくまでも本が新品に近いかどうか、っていう基準は、ある意味分かりやすいが、そこに本への愛情は感じられない。

同じ古い本っていう一つのものを取ってみても、フランスと日本では考え方が違う。(多分、古本屋にも色々あって、単にその種類の違いのせいかもしれないけれど)
古い物への愛情っていうのは、フランスに住んでいるとひしひしと感じることの一つだ。きちんと作られたものたちが誰かの手を経て、自分のもとにやってくる縁のようなもの。あるいは、先祖代々受け継いできたものを守ることの大切さ。それは使い捨てが当たり前で、ちょっと古くなるともう新しい物を求めてしまいがちな私には眩しく映る。
しかしもちろん「古い」というだけではダメで、残るものは常に「ほんもの」である。またそれを見分ける目が必要なのは言うまでもない。
最近ではフランスでも、修理して使うより新品を買ってしまった方が安いし早い~なんていう現象も起こっているけれど…。世の中がスピーディーで安直になっていくなかで、フランスのいい意味での頑固者が減らないでほしいな~と思う。


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Author:ikuko
栃木県宇都宮市出身。1993年2月よりフランス在住。現在パリ郊外に住んでいます。

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