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2,010年4月30日(金) マダムたちの観察

今日のぱたぽん

街の出来事。郵便局にコピーを取りに行った。急ぎのコピーが必要だったのに、うちの印刷機のインクが切れていたのだ。コピーを取っている最中に、「用紙切れ」の表示。周りを見ると局員はいなくて、2つ開いている窓口には長蛇の列だった。私は仕方なく、隣の小さな仕切られている事務所で働いているマダムに声をかけ、「コピー機の紙がないんです」と言ってみた。マダムは、「その辺にいる私の同僚に言って」と動こうともしなかった。(やる気がないのか~)と思いながら、私は「いえ、誰もいないんです」と言うと、彼女は、立ち上がって紙を補充する代わりに「何枚コピーが必要なの?」と聞いてきた。「5枚ぐらいです」と言うと、「貸して。ここでコピーするから」と手を出し、私が必要な分のコピーをマダムの隣に置いてあった小さなコピー機でさっさと取ってしまったのだ。私はびっくりして、お金を机の上に置こうとしたら、「ああ、払わなくていいわよ」☆タダで取ってくれたのだ。
しかし「コピーの機械にはまだ私の入れた小銭が残っているんですけど」と言うと、「ああ、それは他の人に言って」とまたもや不親切!この対応はまさしくフランス人なのだ。
彼女には彼女のやる仕事がある。それはコピー機の紙を補充することではない(と思っている)。そして、彼女には郵便局の一員は、お客にとってみな同じだという意識がない。だから彼女が要求に応えないことでお客が郵便局全体に対する評価を変えるとはゆめゆめ思っていない。これは、割とあらゆる場所で見られる現象だ。
彼女個人は非常に親切だ。自分の出来る範囲で出来ることをしてくれている。しかし、それは郵便局にとっては不利益だ。だから郵便局員としては優秀とはいえない。公私の区別でいうと、「私」がいつでも優先するのがフランス式応対なのだと思う。だから人間的ともいえるけど、ビジネスライクを好む人にはきっと耐えられない部分だろう。

全然関係ないけど、今度は道端でのお話。あるマダムが車を横断歩道のど真ん中に停めて、どこかに行ってしまった。すぐに駐車違反取り締まりが来て、違反切符を書き始めた。係員2人がそれを書き終わる頃、マダムが戻ってきた。
「ちょっと待って!私はほんの少しの間、ここに停めてただけよ」「もう遅いです。書き終えましたから」「ほんのちょっとの間って言ってるでしょ。取り消しなさいよ」「いいえ、不可能です」その後、何言かの不毛なやり取りの後、マダムが発した言葉がよかった。「あなたたちは優しくない」係員は声をそろえて「優しくないのはあなたです!」
マダムは憮然としながら「どうして?」対するその答えは「なぜなら、ここは車いすやベビーカーが通ります。お年寄りも通ります。でもあなたがここに停めているとそれらは通れません。お分かりですか?」
マダムは何も言い返せず、かといって謝りもせず、仏頂面のまま違反切符を握りしめて、運転席に乗り込んでいた。
なんかそれが寸劇のようだったので思わず見入ってしまった。フランスマダムの強さをまたもや実感。絶対謝らないあの頑なさ、屁理屈こねても自分を正当化。たくまし~。しかし「優しくないのはあなたです!」は名言だな~☆



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Author:ikuko
栃木県宇都宮市出身。1993年2月よりフランス在住。現在パリ郊外に住んでいます。

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