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ベニス 3日目

2010年4月5日(月)

昨晩早寝したおかげで、母の体調は今朝になってだいぶましになっていた。「帰りたい病」も治まっていたのでホッとした。ただ、最近では普段からお昼寝するようになってしまったし、あまり長くは歩けないのだが。

さてベニス3日目とはいえあまりにも見どころがあるため街中を制覇したわけではないが、今日はせっかくベニスに来たのだから…とベネチアングラスで有名な島「ムラノ島」に行くことにした。そこへは、サン ザッカリアというサンマルコ広場の隣の水上バス乗り場から長距離バスに乗っていく。所要50分ぐらい。これなら午前中観光しても戻って来れそうだった。

変な宣伝中のため息橋 ムラノ島 ムラノ島2
 

ムラノ島は、1つの島の名前ではなく5つの小さな島から成っていて、船の停留場所もいくつかあるのだが、私たちは南端のCOLONNAで降りた。すぐ右手に歩いていくと、そこは運河の両側にずらりとガラス屋が並ぶ道だった。
本当にここには見事にガラス屋さんしかないので、ガラスに興味がない人は面白くもなんともないだろうな~と思われる。私たちも最初は何も買うつもりもないし~と、割と冷静に歩いていた。
店の中には工房の見学ができたり、ガラス作りの実演を見せてくれたりするところもあるらしいが、今日はイースターマンデーで祝日のためか見られなかった。日本語を話す店員のいる大きな、商売っ気のある店もあったが、ほとんどの店は小さくて、家族で経営しているような感じだった。
店を冷やかして見ながら気付いたのだが、ブティックには似ている商品は売っているが、結構その店その店で個性があり、オリジナルの物も多い。ディスプレイも違えば扱っている品種も違うといった感じで、同じガラスでも多様なのだった。見ているうちに良し悪しが何となく分かってくるから不思議。
そうこうするうちに母は、ある店で小さなパグ犬の置物を見つけてほしくなってしまった。そこの店は動物のミニチュアが得意だったらしく、ほとんどの犬種がそろっていた。私は、多分他にも売っているから…と促してその場を去ったのだが、いくら歩いても他の店には犬コレクションは見つからない。母は「あのパグほしい~☆」と言い続けるので、結局引き返して買い求めた。パグだけではかわいそうだからといってフレンチブルドッグも買った母はすっかりご機嫌。それからも他の店で同じのを探してみたけど、結局どこにも同じ物は売っていなかった。
その道沿いにたくさんの店に入り、もうすっかりガラス通になってしまった私たちは、ムラノガラス博物館も見ずにジェラートだけ食べて帰ることにした。(母がすでに歩くのが嫌になっていたのだった)

今度は「博物館」前の停留所から船のバスに乗り、ベニスに戻ってきた。13時を回っていたのでどこかでお昼ご飯をと思い、お勧めの店のリストを見たがどこも遠かった。母はもうできるだけ近くがいいという感じだったので、不本意ながら、母が持っていた日本の某ガイドブックに載っていたその辺の適当な店に入ってしまった。
そこでは、サラダを頼んだらロケット(西洋タンポポ)のみが小さなボウルにほんの少し入って出てきてお値段は6ユーロ。こちらでは、サラダは自分で勝手にオリーブオイルとバルサミコ酢で味付けするようになっているので、お店の人はただ盛っただけ。これって料理っていえるのか?しかもスパゲティは2人前からしか注文できないし塩辛かった。水はワインより高いし、しっかり席料も取る。
別に美味しかったら高くても許す。でも誠意のない料理を出されて、しかも暴利っていうのでなんか納得いかなかったワ。でも分かんないとこういうとこに入っちゃうんだよね~という例のようだった。

アカデミア橋からの眺め 絵になる風景 絵になる風景2

そこからまたホテルまで戻って母を残し、私は大運河にかかる3つ目の橋、アカデミア橋を渡って「アカデミア美術館」に行った。この美術館は14世紀から18世紀の貴重な絵画がそろっている。大きな建物の2階部分だけだが、そのコレクションはベネチア派の集大成といってもいい。とくにベッリーニ、マンテーニャ、ティツイアーノがよかった。最近はキリスト教の絵が嫌になっていたが、やはりいいものはいいな~という再認識。それにしても14世紀の絵の中に出てくるベニスが今と変わらないのには驚く。
美術館を出ると、道なりに島の一番端にあるサンタ マリア デッラ サルーテ教会まで歩いて行った。これはペストの終焉を感謝して17世紀に建てられた白亜の教会だ。サンマルコ広場の運河を隔てた斜向かいに位置する。
ここから何枚も絵のように美しい運河とサンマルコ広場の写真を撮った。

ドームのある教会 少年の彫刻 サンマルコ広場遠景

それからホテルに戻り、母と一緒に夕食に出た。もうパン食はイヤだね~ということになって、昨日の昼間に偶然見つけた中華料理の「翡翠」に行くことにした。念のためにホテルのフロントでも美味しい中華料理屋を聞いてみたが、「翡翠」と言っていた!ここしかないのかな~?
しかしここがかなり美味しくて、大正解。イタリアン2皿とおんなじ値段で、中華はしっかり何皿も食べられる。なんか得した気分。しかもお醤油味に飢えていたし!
店員さんは商売上手で、イタリア語も上手な上に日本語もバッチリで「餃子?」「酢豚?」「もやし?」とか痛いところを攻めてくるのだった。

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Author:ikuko
栃木県宇都宮市出身。1993年2月よりフランス在住。現在パリ郊外に住んでいます。

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