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運河の迷宮 ヴェネチア

サンマルコ広場 遠景

母が今年もパリに来るなら、どこかへエクスカーションしたいと考えていた。去年のモロッコが予想以上に楽しくて、母と娘の珍道中もそれほど悪くなかったからだ。それに普段離れているのだから、たまには親孝行しようか…?そんな気持ちも少し。
電話した時に「どこがいいの?」と聞くと、「ベニスに行きたい!」即答だった。

ベニスは、過去に仕事で何度か訪れていたけれど、ほとんど1泊のみ。しかも20年ぶりって感じなので、知識は無に等しい。そこで早速下調べと手配を始めた。

まずは、飛行機。これは得意のEASYJET君で、簡単に取れた。(2人で204ユーロと超お買い得)それからホテル探し。トリップアドヴァイザーを活用し、ホテルのホームページも嫌になるほど見て、ようやくオープンして数年のホテルを見つけた。決め手は、立地、お値段、人々のコメント。
水の都ベニスでは、移動は船か徒歩なので、船着き場から近いことが重要。しかも観光のことを考えると、サンマルコ広場からもリアルト橋からも近いことが望ましい。そこで見つけたのは、そのどちらからも徒歩5分圏内、インフレのベニスで価格も許容範囲のホテルだった。(「AL CODEGA」☆☆☆☆)
とりあえず、器が決まったら一安心。あとはベニスの旅行案内やレストランガイドだけれど、これは現役添乗員の友達やフィレンツェ在住の友人にいろいろ聞いた。彼女たち曰く、「サンマルコ広場付近のレストラン及びカフェには決して入らないこと!」たまたまカフェに座った時に、目の前で楽隊が演奏していたら、お勘定書に「演奏代」として10ユーロほど加算されるのだそう。あとは、赤ワインを頼んだら、牛乳パックのような容器に入ったワインをついでいたのを見てしまったと言っていた。ベニス、恐ろしか~☆比較的まともといわれるレストランは、必然的に地元民が行くような場所になっているらしかった。
フィレンツェの友人はお勧めのレストランと観光場所を長いメールで知らせてくれた。感謝!

そしていよいよ出発の日になった。


2010年4月3日(土)

お昼すぎのEASYJETに乗り、約1時間30分でベニスのマルコポーロ空港に到着。曇り空。気温もほとんどパリと変わらない。
すぐに船のバス乗り場に向かい、ALILAGUNA社の発着所で時刻表を確認すると、リアルト行きのバスは出たばかりだった。これは1時間に1本しかないので、仕方なくサンマルコ行きに乗った。リアルト行きは40分で着くが、このサンマルコ広場行きはムラノ島やリド島を経由していくので1時間10分もかかった。
しかし、この外海から船でベニスに入るという行き方は非常に情緒があっていいな~と思った。遠くに見えていたサンマルコ広場がどんどん近付いてきた時には胸が高なった。

マスクの店 運河 ゴンドラ

船を降りると、私は地図も見ず、ほとんど動物的な勘だけでホテルに向かって歩き出した。探すコツは、家々の上に書かれた数字だ。これを頼りに歩き、最後は迷路のような奥にあるホテルを見つけた時にはちょっと感動してしまった。
しかし、チェックインをして部屋に入ると、まず「暗い」と思った。このホテルの部屋に入った時の第一印象というのが侮れない。そして浴室を見るとシャワーしかない!予約の時、メールでしっかり「シングルベッド2つ、必ず浴槽がついていること」と書いていたのにも関わらずだ。私はすぐさまフロントに行き、部屋を変えてもらうよう交渉した。「ダブルベッドの部屋しかない」というので、「それでも構わないから見せて」と言って見に行った。前の部屋より若干狭かったが明るく、小さいながらも浴槽があったのでこちらに変更することにした。それにしても(なんていい加減なんだろう)とちょっと腹立たしかった。あとで誰かと話したら、イタリアではよくあることらしい。

ホテル サンマルコ広場 夕ご飯☆

荷物を置いた後、ホテル近くで軽食を取ると、母はダウンしてしまった。パリですでに風邪気味だったのだが、ここにきて、咳が止まらなくなっていたようだ。
私は夕食の予約をしてからひとりで街の散策。先ほどと違う道を歩いてサンマルコ広場に行ってみた。
両側に建物の建つ幅の狭い道がくねくねと迷路のように続く。運河、小さな橋、行き交うゴンドラ。確かに絵にはなる。建物の1階部分はブティックになっていて、ベニスの土産物、ベネチアングラス、カーニバルのマスク、その他ありとあらゆるブランドのブティック、洋服屋、バッグ屋、靴屋がこれでもかこれでもかと並ぶ。軽食屋、ジェラート屋、レストランもある。
しかし、私はすぐにあることに気付いた。ひょっとしてツーリストしか歩いてないんじゃないの?地元の人が行くスーパーは?カフェはどこにあるの?
サンマルコ広場の雰囲気は確かに圧巻だ。でもなんかそれらはすべて大掛かりな舞台の装置のようで、群衆はその中でただ場の雰囲気にのまれ、踊らされているような感じ。観光のためだけにあるっていうか…。ここだけしか見ないのは辛いな、そんな気がした。

19時にホテルに戻ると母を起こしてレストランまで歩いて行った。
(「Trattoria al promessi spoti」: calle del l'oca 4367 CANNAREGIO 39-041-241-2747)
サンマルコ地区からカナレッジオ地区に来るだけで雰囲気が多少庶民的になってきたのが分かった。
ここは典型的なバーカロ(居酒屋)で、入り口のカウンター部分は立食でつまみやワインを楽しめるようになっており、隣の部屋に20席ほどの座席がある。ここの予約をしていったのは大正解で、すべての席に「リザーブ」の札が立ててあった。
私たちはサラダ、スパゲッティボンゴレ、イカのトマト煮込み、プロセッコ(発泡白ワイン)を頼んだ。多分、立ち飲みで目の前にあるつまみを注文しながら、あちこちはしご酒~の方がベニスっぽいのかもしれないな~と思った。
お味の方は、イカのトマト煮込み以外は正解。イカはトマト味と知らなくて頼んでしまったのだ。メニューはイタリア語しかなくて悪戦苦闘。フランス語が分かる店員がいたので助かったけど、メニューが読めなくて困った。いくつかメモしていったイタリア語の単語に頼り、必死のぱっちで注文したのだった。会話もフランス語に片言のスペイン語を混ぜてオリジナルのイタリア語にしていたし(なってない!)。

あと、これは北イタリア特有の習慣なのかもしれないが、座るだけで席料(パン代?)がひとり2ユーロとか3ユーロとか店によって違うが、加算されるのだ。私はよく分かんなくてチップも置いてしまったけど、これはチップの代わりなのかな~。
ともかくベニスは飲食代が高い!誠意のある店が少ない!そこから見たらこの店は及第点だったかも。少なくともちゃんと作っているし、スタッフも感じよかった。もう一回ちゃんと行って、ほかのメニューも試したいな~そう思えた店だった。






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Author:ikuko
栃木県宇都宮市出身。1993年2月よりフランス在住。現在パリ郊外に住んでいます。

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