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2009年11月8日(日) ヌヴェールへ

ベルナデッタが眠るチャペル

来週、お客様を連れてヌヴェールに行くことになったので、その予行練習のため家族で出かけていった。フランスの田舎道は分かりにくく、よく迷うのだ。でも人を乗せているときに迷うのは出来れば避けたいので、よくこうして予行練習をする。片道約250km。

ここには、ルルドの泉で有名なベルナデッタが22歳から35歳で亡くなるまで過ごした修道院がある。ベルナデッタは亡くなった後、数十年後に聖人として認められた。その条件のひとつに、死後、遺体が破損(腐敗、白骨化)していないことというのがあるのだが、彼女の遺体は3度ほど発掘された際に、ほとんど傷んでいない状態だったという。現在、その遺体はガラスの棺に納められ、修道院内のチャペルに安置されている。(撮影不可)
説明では、多少の色の黒ずみ、眼窩のくぼみなどがあるため、薄い蝋製のマスクをかぶっていると書かれている。本当にその姿は人形が眠っているように美しかった。
この修道院内には宿泊施設もあり、サンチャゴ デ コンポステーラへの巡礼の道のひとつになっている。広い庭の隅にベルナデッタが時間があると祈りを捧げに来たというマリア像があった。教会内も庭もほとんど誰もいなくて、妙に閑散としていて寂しかった。
何となくこういう場所では写真を撮るのがはばかられ、いつもはにぎやかな子供達の会話も途切れがちになった。

しかしこの施設自体は、非常に近代的で、修道院という名前から想像していた閉ざされたイメージからは程遠かった。宿泊施設のほうには若者の団体さんがいたりして、明るくちょっとした合宿所のような雰囲気。小さな資料館のような建物も、ブティックも、飾られているものや売っている物の内容が違うだけで、どこかの観光地のようだった。
ベルナデッタの貧しい生い立ちやつつましい生き方と、今の施設の雰囲気がどこかそぐわない気がした。100年以上の時の隔たり、生と死の隔たり、それだけではない何か。それは私の考えすぎか?



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Author:ikuko
栃木県宇都宮市出身。1993年2月よりフランス在住。現在パリ郊外に住んでいます。

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