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2009年5月19日(火) エッセイ2冊

またもやクッキーを焼いたり、本を読んだりという主婦の一日。
本は、岡本太郎の「人間は瞬間瞬間に、命を捨てるために生きている。」という題名からして「熱い」エッセイを読み始め、一気に200ページまで。やめられない、とまらない。
母、岡本かの子のことや10年いたというパリでの生活、恋愛論、好きなものについてなど色んな内容が入り混じった随筆だが、岡本太郎ってすごい人だな~と思った。文章もすごくいいの☆

それと並行して川口マーン恵美さんという人の「国際結婚ナイショ話」というのを読んだ。彼女はピアノのために留学してドイツ人と結婚し、3女をもうけたという人。
この本、全く題名と違って真面目な、日独文化論でもあり、海外で生きる日本人の叫びだと思った。なんか読んでいて身につまされるところが多かった。よくある、「私、外国人の夫とバイリンガルの(優秀な)子供達を持って、毎日楽しく幸せに暮らしていま~す!」って感じのエッセイ(ブログもだけど)に食傷気味だったので、めずらしく等身大の、海外に住んでいる女性の日本観であり、ドイツ人評だった気がした。「老後どうするか~」なんて話は、切実過ぎて身悶えしながら読んでしまった。

余談だが、海外生活者のエッセイ(特に女性が書き手の場合)は、得てしてきれいごとだけを書き連ねるのが多いように思う。読む側の予備知識のなさというのも手伝うのかもしれないが…。
例えば、日本に住んでいて、旅行に行っただけのヨーロッパの生活を想像して読むのと、実際にここで生活しながら読むのでは受けとめ方が大いに違ってくると思う。私にとっては、同じヨーロッパでもドイツはこうなのか~とか、ああ、これは同じだ~という発見もあるので、日本で読んでいる人とは楽しみ方も違うかもしれない。
なんかもう、海外生活のいいことだけ書いた、夢物語のような「海外エッセイ」には心動かなくなってきている。ちょっと悲しいんだけど…。


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非公開コメント

同感同感。
日本にいた頃は海外生活のエッセイを読んで憧れ膨らませていましたが、そんなきれいごとばっかじゃないよーー、(でももしかしてその人はそんなことばっかりなのかなぁ?)、こちらに来てからは私もきれいごとばかりのエッセイには辟易、一切読まなくなりました。これが売れてお金儲けできるなんていい商売だ~なんてことばかり考えてます、悲しいかな。

岡本太郎さんの本、私は『自分の中に毒を持て』タイトル間違ってたらごめんなさい。これ持ってます、タイトルに惹かれて買いましたが、中身もすごかったです。やはり天才です。

minimi23様

コメントありがとう~☆
お元気ですか?

なんかお天気が安定しないのと、すっかり出不精になってしまったので本ばかり読んでいます。でも重たいものではなく、簡単に読めるものばかりですが。

エッセイを読んで思ったのは、どこに住んでいても、何をしていても、結局その人の運命はその人だけに備わっているんだな~という当たり前のことでした。いい人と出会えるのも、幸せに生きられるのも、あるいはその逆なのも、みなすべて自分の内側に答えがあるということです。
幸せな人の書いたエッセイは人を幸せにする力があると思います。

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Author:ikuko
栃木県宇都宮市出身。1993年2月よりフランス在住。現在パリ郊外に住んでいます。

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