ほぼ毎日のように「振り込め詐欺」の話をJSTVのニュースで聞いている。1日に何度かあるニュースの時に必ず入ってくるテーマなので、非常に気になっている。
最近のはやり(?)は、ATMからの送金ではなく、手渡しだそうな。
今日少なくとも3回は聞いたのは、70歳の女性が息子が痴漢をしたからその示談金として600万円を支払うように言われ、道端で直接手渡したというニュース!
この中には首を傾げたくなるような事がいくつかある。
まず、この女性は何の疑いもなく「息子が痴漢をした」ということを事実として受け止めたということ、そして600万円もの現金が手元にあったということ(銀行でおろしたら使用目的を聞かれるだろうから)、よしんば痴漢をしたとして、それをお金で解決しようとしたという点。
自分に置き換えて考えてみた。
もし私が70になった時に40歳の息子が痴漢をしたということを聞いたら、まず「うちの息子がそんなことするわけない」と言って、ハナから取り合わないだろう。
それでも続けて何か言ってきたら、「本当に息子がしたことなんだったら、本人に責任を取らせてください」と言って電話を切ってしまうだろう。
罪を犯したことを、親に代償させるという考え方もすごいが、、お金を出しさえすれば何でも許してもらえると思っている安易な考えがこうした悲劇を生むのだろう。
それにしても、こういう手口を逐一テレビで公開するのはいかがなものか。
昔から「詐欺」自体はあった。でも、昔の詐欺はもっと面と向かって行われていたような気がする。
今は、電話やネットでいくらでも顔を見ないで人をだます事ができるようになった。でも、マスコミなどがこぞってその手口を一般に披露したために、後を追うように新しい手口が発明されているような気もする。ニュースにして騒ぐ事でみんなに「注意して」と呼びかけたい気持ちは分かるが、そのせいで余計に似たような詐欺を行おうとする輩が増えているのではないだろうか。
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